【首のコリ】首が回らない→原因は首だけとは限らない
30代女性:首のコリ・首が回らない
首回らないと仰っていらした在宅ワークで半日パソコンに向かっている女性。
寝違えのようの痛みはないものの、首が凝った重い嫌~な状態で可動域も狭くなったということでご来院しました。
首の筋肉をほぐしても柔らかくならない
世界一ソフトな骨格矯正を行って背骨を整えて、脳からの指令が全身に正常に伝わるようにして、それから首回りの筋肉をほぐしました。
しかし、首がある一定以上は柔らかくなりません。
こういう時は、首以外のところと行ったり来たりしながら深いところまで指が届くようにほぐしていきます。主因・副因のどちらに偏っても限界があるというのが私の見解です。
経験則で「こういう場合はここ」というのがあるのですが、首の場合もいくつかパターンがあり、事前ヒアリングでパソコンの時間が長くて目が疲れていること、お顔を拝見すると表情筋の動きが少なく、特にまぶたが重ダルそうな印象を受けたことから、頭や顔も筋肉を当たってみたところ案の定、かなり凝り固まっていました。
側頭部やおでこをしっかりほぐしてから首をほぐすと、しっかり柔らかくなっており、クライアント様もいつの間にか眠っておられました。
聞けば、ここ数日は眠りも浅かったとのこと。
筋肉が凝っていると交感神経が優位になり、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなり、睡眠の質が悪くなります。特に首のコリはこの傾向が強いです。頸椎の歪みも関係してくるのでしょう。
施術の後は、表情筋がほぐれたことと少し眠ったことで、目がぱっちりと開いて「首が回るようになった」と喜んでいただけました。
ヘッドマッサージをおすすめ
今回のように、首のコリの他に眼精疲労や頭痛、頭重、耳鳴りなどがある方には、普段からヘッドマッサージをすることがおすすめです。
いちいちヘッドマッサージの時間を作るのが面倒臭いという方は、ドラッグストアで洗髪ブラシを購入したり、家電量販店で電動のヘッドマッサージ機を購入して、毎日お風呂で3~4分間、頭を洗う時に一緒にヘッドマッサージをすると一石二鳥です。
これだけで、頭痛に悩んでいて鎮痛剤が手放せないという人の症状が緩和して維持できることもあります。
おすすめですので、ぜひやってみて下さいね!
※個人情報のため、複数の事例を取り混ぜております。
※感想には個人差があります。