【左五十肩】3カ月前から徐々に腕が上がらなくなってきている
80代女性:左肩の五十肩
・左肩が上がらない
・昼は我慢できるが夜寝返りをうつ時に激痛で何度も起きる
・最初は右肩だった
・痛すぎて何もする気がしない
整形外科では「動かさないように」との指示
最初にお話を伺いながら左肩周りの筋肉の固さや可動域のチェックしたところ、少しでも動かすと「痛い」という先入観があり、ガチガチに筋肉が力んで肩関節が動かせなくなっていました。
いわゆる四十肩・五十肩は肩関節周囲炎、石灰化、腱板損傷などがありますが、ほとんどの場合、痛みへの恐怖心から肩関節を動かさないように肩回りの筋肉を力ませることで、余計に血流が滞って痛みを増幅させていることがあります。
急性期や炎症のひどい時、腱板損傷などは安静がいいですが、だいたいのケースは整形外科で「動かさないように」と指示があれば、「無理しすぎないように動かさないように」という意味なので、どこまで動かしていいか詳しく説明を聞くと良いと思います。
首・肩・背中・胸・腕の筋肉をほぐして痛みが軽減・肩の可動域も広がる
当院の特徴的な施術法ある、DNAapperance(第一頸椎矯正)、DNAcontact(脳と部位の神経接続)、炭酸スプレー、フィジオケアクリームを使って、筋肉の無駄な力みを取っていくと、数分で肩の可動域に変化が出てきました。そうなるとクライアント様も安心してリラックスしてくれるので、ますます筋肉の力みが抜けていきます。
整形外科では「時間が経てば自然と治る」とご説明を受けていて、実際私もそのようにお話していましたが、当のご本人様にとっては痛みが強いほど「治らないんじゃないか?」との不安が強いもの。そうした不安やストレスも痛みを増幅するエネルギーになってしまいます。
四十肩・五十肩の痛みのピークはどうしても波があるものですし、どんな治療も魔法のように痛みを完全に消すことはできません。ただ痛みが強い時は、無駄に筋肉が力んで痛みを増幅させている可能性が強いです。それなので、おうちに帰ってから痛みが強くなってきたら、焦らずに力が抜けるように軽く動かしたり、温めたりするようにお話しました。
施術前は上着を脱ぐのに痛みで何分もかかっていたのが、施術後は上着を着る時に何も気にせず着ることができ、ボタンをしている時に「痛くない!」と気付いてとても笑顔で喜んでいただけたのはとても嬉しかったです。
「救世主」とまで言われて、この仕事をしていて良かったなぁと思いました。