廃用症候群:筋力低下と寝たきりの予防法

2019/04/19 18:15

骨折したり捻挫をしたりして関節を一定期間固定していたら、固定を外したときに思い通りに動かせなくなったという経験はありませんか?これは「廃用症候群(はいようしょうこうぐん)」といって、安静状態が長期間続くことで気づかないうちに筋肉や関節が衰え、自分で思うように動かかすことができなくなる状態です。ひどくなると気分の落ち込みなどの精神症状も起こります。高齢者の場合は、病気やケガで安静状態が続いたり、関節痛などで外出することが減ってしまうと現れやすくなります。

 

医療や介護に頼らないで、自分の心身の健康を維持して自立した生活ができる期間を「健康寿命」といいますが、高齢者の健康寿命を考える時、廃用症候群への対策や対処法を知っていくことはとても大切なことです。

 

この記事では、廃用症候群の原因や予防法、リハビリ法についてご紹介します。

 

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廃用症候群とは?

廃用症候群とは生活不活発病とも呼ばれ、病気やケガの治療のために長期に渡って安静状態を続けたことによって起こる、さまざまな身体能力の大幅な機能低下や精神状態の悪化などの症状のことをいいます。特に寝たきりでいることによって起こるケースが多く、高齢者は症状が早く進行します。

 

例えば健康な人であっても、1週間寝たままの安静状態を続けると10~15%程度の筋力が低下すると言われています。

 

さらにひどくなると、身体症状だけではなく気分的に落ち込みがちになってうつ症状が現れたり、前向きに取り組むやる気が湧かなくなったりして、精神的な機能低下が起こります。このため、廃用症候群からの回復に必要なリハビリへの取り組みに支障をきたすこともあります。

 

このようなことから、いったん廃用症候群になってしまうと、活動の低下と精神状態の悪化が悪循環をしてしまい、ますます心身の機能低下が進み、最悪な場合は寝たきりの原因となってしまいます。

 

似たようなものに「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群、通称「ロコモ」)があります。廃用症候群が長期に安静状態が続くことによって起こる心身のさまざまな機能低下「症状」であるのに対し、ロコモティブシンドロームは加齢や病気、ケガによる運動器の障害で要介護になるリスクの高い「状態」をいいます。混同しやすいですが微妙に意味合いが違います。

 

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廃用症候群の症状

廃用症候群は生活が不活発になることで、運動器に障害が現れて運動能力が低下してきます。すると自律神経や精神的な障害が現れて運動への意欲が失われ、さらに運動量が減ってしまい、全身の機能が低下する悪循環に陥り「寝たきり」のリスクが高まります。このように心身の症状が単独で現れることは少なく、いくつかの症状が相互に影響し合って同時に起こるので、病気やケガで長期の安静が強いられる時は、患者さん本人だけでなく、周りの家族などもあらかじめ予防のための準備をしておくことが大切です。

 

また長期入院中の患者さんだと、慣れない環境によるストレスや精神的疲労が溜まってきます。このストレスからもリハビリへの意欲が失われて、廃用症候群が進む原因となります。その点で終末期の患者さんの場合は、心身の衰弱が廃用症候群によるものがどこまでかを見極め、外泊や外出などを目標としてリハビリの意欲を保つように接することは、残された時間を充実したものにするためには大切なことになります。

 

このように病気になれば安静にしていることが一番ですが、廃用症候群を予防するには、できるだけ早期からリハビリを行い、体の運動能力を取り戻したり維持することが重要です。

 

その他、代表的な症状は下記のようなものが挙げられます。

 

 

【運動器障害】

・筋萎縮:筋肉がやせ衰えること
・関節拘縮(こうしゅく):関節の動きが悪くなること
・骨萎縮:骨粗鬆症など骨がもろくなること

・異所性骨化:普段は骨化しないところが骨化する現象

・腰背部痛:腰や背中の痛み

・肩関節周囲炎:四十肩・五十肩

※廃用症候群によって、筋肉や関節などが萎縮することを廃用性萎縮ともいいます。

 

【循環・呼吸器障害】

・心肺機能の低下

・誤嚥(ごえん)性肺炎:唾液や食べ物が気道に入って起こる肺炎
・血栓塞栓症:血液が固まり血管をふさぐ症状

・起立性低血圧症:立ちくらみ 寝たきりの人は上体を起こしただけでも起こることがあります

・浮腫:むくみ

 

【自律神経・精神障害】

・うつ状態:精神的な落ち込み

・括約筋障害:便秘や尿失禁・便失禁など

・低体温症:体温の低下

・食欲不振や虚飾

・睡眠障害や不眠

・認知症

・せん妄:急におかしなことを言い出す 幻覚を見る 興奮状態になる

・当識障害:時間・人・場所などが分からなくなる

 

【その他】

・褥瘡(じょくそう):床ずれ

・尿路感染や尿路結石

・脱水

 

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廃用症候群の原因

廃用症候群の原因は、生活が不活発になることです。このため、心身の活動量が減少して使わない機能が衰えてきます。

 

最も起こりやすいケースが、病気やケガで長期入院をするときです。療養のために安静にしていることは大事ですが、全身の筋肉をあまり動かさない状態が長期間続くと、筋肉や関節、臓器の機能が低下します。それなので、病気やケガの療養中でも、過度に安静にしないことが廃用性症候群を防ぐには重要なポイントになります。病気やケガは治ったけれど廃用症候群のために動けない、帰れないという事態が生じないように、心身の機能の低下が病気やケガで起こっているのか、それとも廃用症候群で起こっているのかを見極めて、可能な限り体を動かして安静にし過ぎないように気を付けましょう。

 

例えば、自力で動いたり歩いたりできるうちから車いすやおむつに頼ってしまうと、身体を動かす機会が減ってしまいます。また、患者さんが身体を動かすのが不自由そうだからと、あれこれと周りの家族などがやってあげてしまうのも、運動機会を減らすことになりかねません。「運動」や「リハビリ」というと、スポーツや筋肉トレーニング寄りな意味合いに聞こえますが、このような患者さんには、日常動作も大切な「運動」や「リハビリ」の一つになります。「できること」と「できないこと」を見極めて、「努力すればできそうなこと」を「できるようにする」ことを目標にしてリハビリして、過度に安静にしすぎないようにしましょう。

 

また高齢の人に生じている腰痛やひざ痛などの関節痛も、廃用症候群の原因になりやすいといえます。このような痛みがあると動くことが億劫になり、買い物や散歩などに出かける機会が減ってしまいます。そうなると、体を動かす機会が減って関節の動きが鈍くなり、痛みも増すようになるので、更に外出を嫌がるようになります。外出をしなくなると、人とコミュニケーションを取ったり、ストレス解消をする機会が激減するので、表情が少なくなり、精神的にも鬱々としがちになり、廃用症候群が進行しやすくなります。このように腰痛やひざ痛などのある高齢の人は知らないうちに廃用症候群が進行し、気がついた時に起きられなっていたり、歩くことができなくなっていたりする可能性があります。外出をする機会が減少や、精神的な落ち込みが生じていないか気を配るようにしましょう。

 

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廃用症候群の診断と治療

廃用症候群には特別な検査はありません。病気やケガなどで入院して長期間安静にしているうちに、普段できていたことができなくなってきたら、廃用性萎縮がや関節硬縮が始まっていると考えられます。医師や看護師などが気づくこともありますが、普段から接することの多いご家族が見つけることもあります。それなので長い安静が必要な際は、患者さんの行動や精神状態がいつもと違ってきていないか注意するようにしましょう。

 

特に高齢者は一度廃用症候群になると、若い人と比べて回復には時間がかかるので、元の状態まで改善させることは難しくなります。それなので、廃用症候群は治療よりも予防が重要です。過度な安静にならないように行動の補助は最低限にし、積極的にリハビリに向かえるようにモチベーションを高めるように工夫をしましょう。

 

各症状の治療については、通常の病気の時と同じ治療が行われます。例えば、ひざ痛や腰痛などの関節痛を発症している場合や心機能の低下、誤嚥性肺炎などが発症している時には、それぞれの症状に合わせた投薬治療を行います。また、せん妄などの精神障害を発症している場合には、精神神経用の薬が投薬されます。


このように医療機関に薬を処方してもらう必要がある症状が出ている場合は、早めに医師の診察を受けることが大切です。

 

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廃用症候群の予防とリハビリ

廃用症候群の予防には、病気やケガの治療の妨げにならない範囲で体を動かすことが大切です。

 

ひざ痛や腰痛などの関節痛で日常の行動量が少なくなった場合は、安静にしすぎず、無理をしないていどに「立ち上がる」「座る」「歩く」「階段を上る」などの日常的な動作を今まで通り行い、元の生活のリズムを崩さないようにすることが大切です。必要であれば、つえの使用や手すりの設置など、福祉用具の導入を検討すると良いでしょう。この場合、注意したいのがご本人の自尊心です。足を引きずるように歩いていて、はたから見ているとつえを使った方が安心な場合でも、つえを使って外出することなどに抵抗感があることが多くあります。そのようなケースは、廃用症候群の予防や転倒防止などを繰り返し説明して、ご本人が納得できるようにすることが大切になります。

 

また逆に、福祉用具などに頼りすぎて体を過保護にすることも、健全な機能を衰えさせる原因になります。医師やケアマネージャーなどの専門家と相談して、できることとできないことを見極めて、無理をせず、かつ安静にし過ぎないレベルを保つことが重要です。

 

身近なところから、多少の不便があっても着替えやトイレ、移動などの身の回りの動作をできるだけ自力でするよう促すようにしましょう。また簡単な家事などを手伝ってもらうのも効果的です。

 

趣味や地域のグループ活動に積極的に参加することは、身体を動かす機会が増えるだけでなく、精神面への良い効果が期待できます。自分の意思で積極的に動く機会が増えると、気持ちも前向きになり、リハビリへの意欲が高まります。

 

病気やケガで長期入院が必要になった場合は、早いうちから治療の妨げにならない範囲でリハビリを行い、治療が終わったら速やかに退院して自宅に帰ることが大切です。安静にしているときでも寝返りをうったり、寝たまま足首や足の指を動かしたり、手足をもみほぐすなども効果的です。ご家族の人がマッサージなどをしてもみほぐすこともおすすめです。もみほぐし方が分からなかったり、もみほぐすのが厳しい状態の場合は、優しく撫でたりさすったりしてあげるようにしましょう。

 

長期の入院で以前は簡単にできたことができなくなっていると、リハビリへの意欲が途切れやすくなります。ご家族などが退院や外泊・外出などを目標を提案し、リハビリでできるようになったことをほめたりして、達成感を保てるように支えることも重要です。本人が気乗りしない時は、専門医や看護師などに相談をしてリハビリの指導を受けるのが良いでしょう。

 

終末期の人の場合は、体の機能の低下がやむを得ないものか、廃用症候群によるものかの判断が大切です。何気ない日常動作などでも、最低限の介助にすませて安静にしすぎない方が自立した行動が保てるので、残された時間をご本人が自尊心を持って過ごすことにつながります。長期入院のケースと同様、専門家と相談して、行動意欲が保てるように工夫をするようにしましょう。

 

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廃用症候群とマッサージ

廃用症候群によって筋肉が萎縮して関節を動かしにくくなる廃用性萎縮が起きている部分は、マッサージをしてもみほぐすことはたいへん効果的です。患者さんがマッサージに耐えられる体力がない場合や、ご家族などが身体やマッサージの知識がなくて身体を触ることが怖い場合は、優しく撫でるだけでも効果的です。

 

寝たきりの時間が長くなってくると、喋ったり表情を変える変えることが少なくなるので、表情筋が固まり、声が聞き取りづらくなることがあります。このような場合は、顎の回りをはじめ、顔や頭を優しくほぐしてあげると、発音がしやすくなることがあります。食事の前後で発声の聞き取りやすさが変わる場合は、食べ物をかむことで顎の筋肉がほぐれたからと考えられます。

 

また、容態によっては足先などにむくみやチアノーゼ(血液の中の酸素が欠乏して皮膚や粘膜が青黒くなること)が出てきた時は、マッサージや優しく撫でることで状態が緩和することがあります。ご本人とコミュニケーションを取りながらもみほぐせる場合は、触って欲しい場所を聞きながら揉んだりさすったりしてあげるのも効果的です。

 

いまいち患者さんの身体に触れる自信のない方には、筋肉をほぐすのに効果的なマッサージクリーム「PCC(フィジオケアクリーム)税抜7,500円」やマッサージローション「PCL(フィジオケアローション)税抜3,600円」をおすすめしています。還元活性水素水を用いたクリームとローションで、活性酸素の吸収や血行改善に優れます。マッサージや身体の知識のない方でも、廃用性萎縮が起こっている部分に塗ることで、萎縮の進行を防ぐことができます。ご連絡いただければ発送も行っていますので、お気軽に当院へご相談ください。

 

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廃用症候群の予防やリハビリのマッサージで注意したいのが、血流が滞ってくると血栓ができやすくなり、マッサージをして血流が良くなることで血栓が移動して詰まって起こる心筋梗塞や脳梗塞・肺塞栓症のリスクがあることです。その場合は担当の医師や看護師に相談して、ほぐし方のアドバイスをしてもらいましょう。

 

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廃用症候群のリハビリしやすい環境づくり

高齢者や重病の人の場合は、リハビリしやすい環境づくりに気を配ることも重要です。

 

まず睡眠がきちんと取れているかを確認するようにしましょう。高齢者や重病の人は、慣れない環境や長い入院生活、先行きへの不安などで睡眠不足になることがあります。このような状態ですと、身体的にも精神的にもリハビリするには厳しいので、リハビリへの意欲が低いときには睡眠の状況を確認するようにしましょう。

 

また、高齢者や重病の人の場合は、栄養状態にも気を使う必要があります。しっかりと食事を摂れていないと、リハビリに必要なエネルギーを作り出すことができません。心身の健康を保つには、バランスの取れた食生活を送ることは重要です。筋肉の材料になるたんぱく質が含まれる肉類・豆類・乳製品などに気を使いつつ、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

 

発声が難しくなっているケースでは、食べ物をかむことであごの筋肉がゆるみ、喋りやすくなることがあります。このような場合は、よく話しかけたり、あごの回りをマッサージすると効果的です。

 

生活環境面では、可能な限り車いすではなく、手すりの設置や杖・歩行器を使用して、自分の足を使って移動することもリハビリになります。毎日、自立して継続的に体を動かせる環境づくりを心がけましょう。

 

寝ていることが多くなった人の場合は、ベッドのマットレスの硬さにも気を使う必要があります。床ずれ予防のため、柔らかいマットレスなど使用していると、かえって柔らかすぎることにより身体を動かしにくくなり、廃用性萎縮などが進んでしまうことがあります。ある程度、寝返りを打ったり起き上がったりすることができるうちは、マットレスは適度に硬い方が良い時もあります。

 

また、起き上がるのが困難になってきた場合は、ベッドのリクライニング機能を活用してベッドの上で座らせるだけでもリハビリになります。この時、長く寝たきりの人は、めまいや貧血を起こすことがあるので、ゆっくりと角度に気を付けながら起こすようにしましょう。

 

介護福祉用具は、それぞれの状況に応じて適切に使うと効果的ですが、誤った選択をすると逆効果になることもあるので、専門家に相談して、良く調べて使うようにしましょう。

 

 

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廃用症候群とオーダーメイド矯正インソール

土踏まずには、歩く時に体重を支え、ひざや腰などにかかる負担を和らげ、前へ進む推進力に変えるはたらきがあります。しかし、加齢や靴の選択により土踏まずを支える靭帯や筋肉は衰えるため、この機能は年齢とともに弱ってしまします。このように土踏まずが体重を支えられなくなると、ひざや腰に足の接地による衝撃が直に伝わるようになるので、ひざ痛や腰痛の原因になります。

 

このような状態を予防するのには、土踏まずを支えるアーチサポート機能に優れたインソールを使うと効果的です。アーチサーポートの優れたインソールは、靭帯や筋肉の衰えを補助するので、ひざや腰にかかる負担を和らげて推進力を作る土踏まず機能の手助けをし、ひざ痛や腰痛などの関節痛の予防に効果的です。

 

したがって、このようなインソールを使うことで、ひざ痛や腰痛などの関節痛から外出が減ってしまい廃用症候群に陥るのを防ぐことができます。

 

当院では、お一人お一人の土踏まずの形に合わせて、オーダーメイドでアーチサポートに優れたインソールをお作りしております。ひざ痛・腰痛などで外出する機会が減ってきていたら、お気軽にご相談ください。

 

■オーダーメイド矯正インソール製作 申込みフォーム

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オーダーメイド矯正インソールとフットプリント

 

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まとめ~廃用症候群とリハビリ

廃用症候群にならないためには、寝たきりにならないことが大切です。長期入院などで一時的に寝たきりになった場合は、リハビリや日常動作を積極的に行い機能低下が起こらないようにすることも大事ですが、少しでも患者さんが自発的に身体を動かせるように環境を整えたり、声をかけてあげることがポイントになります。患者さんは入院生活のストレスや不安を抱えやすく、活動が不活発になることで精神症状も悪化していることがあるからです。活動しないことで身体機能が衰え、そのことで精神面も悪化し、だからなお動かなくなるという悪循環に陥らないよう気を配るようにしましょう。


高齢者は、ひざ痛や腰痛などで動けない状態が続くと、少し動かすとまた痛くなると思って、必要以上に身体を動かすのを嫌がるようになりがちです。状態をよく見守りながら、杖や車いすなどに頼り過ぎないようにすることも重要です。日頃から趣味のサークルや地域活動に参加していると、精神面へ良い影響があり、自発的に行動する理由になります。その意味では、廃用症候群の心配のない健康なうちから、安静にし過ぎずに活動する習慣作りをしておくことは効果的です。

 

もし廃用症候群になってしまったら、医師や介護スタッフなどに相談して状態に合わせたリハビリを行いましょう。ご家族が身体をマッサージしてあげたり、リハビリの目標設定をしながらコミュニケーションをすると、患者さんのリハビリへの意欲も保つことができます。廃用症候群のリハビリには、ゴールを設定し、焦らずコツコツ行うことが重要です。睡眠や栄養状態にも気を配りながら、リハビリを自発的に行うような工夫をしてあげましょう。

 

今回は廃用症候群とリハビリについてまとめてみました。役に立ったと思ったら、最下段の「いいね」ボタンを押して下さいね(^^)/

 

参考~廃用症候群とリハビリ

『福祉住環境コーディネーター検定試験3級公式テキスト』東京商工会議所)

 

■【腰痛予防】お相撲さんの腰割りトレーニング

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